30代男性のエイジングケア知識

30代を越えて、少しづつ衰えを見せ始めた身体を若々しく保ちたいと考える30代〜40代男性のためのエイジングケア情報をご紹介します。ダイエット方法や育毛知識など、まだまだ元気に頑張らなければいけない男性に役立つ知識をご紹介します。

関節痛対策のサプリメントにはどんな成分が含まれているの?

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年齢を重ねるごとに若い時よりも動きが鈍くなったなと感じさせられる機会が増えていきますよね。


特に膝など下半身の筋肉や関節の衰えは30代後半になってくると一般の方なら少し走っただけでも感じることがあると思います。

 

例えば外側からのケアはストレッチや関節を支える筋力を鍛えるトレーニング、関節に負担をかけないためのサポーターや靴などがありますが、内側からのケアとなるとスキンケアのようにあまり多くは無いですよね。

そんな中でテレビなどでも紹介されることが増え始めた、いわゆる関節痛対策のサプリメントです。


これは年齢と共に感じる動きの鈍さや自信を持って歩きたいといった方の健康維持をサポートする目的で作られています。

 

こちらでは実際に関節痛サプリメントにはどんな成分が配合されることが多いのか、どんな目的で配合されているのかをご紹介したいと思います。

 

目次

関節痛サプリに配合されることが多い成分

プロテオグリカン


ヒアルロン酸と共に保水性が高く、軟骨の主成分です。軟骨の他に皮膚などに存在して弾力性などを担っています。

グルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントの成分もこのプロテオグリカンを構成したり、生成するのに関与している成分でもあり、このプロテオグリカンが十分に備わっていることで関節のクッション性や柔軟性が保たれることになります。

グルコサミン


CMでも沢山放送されているグルコサミンは関節のクッション役を担っている軟骨を構成する成分の一つです。

軟骨の主成分でもあるプロテオグリカンの生成にも関わっており、グルコサミンサプリなどは軟骨成分をサポートするという表現が用いられています。

アミノ糖というブドウ糖アミノ酸が結合した成分で、軟骨の中ではプロテオグリカンの原料となり、軟骨の強化や修復、再生に関わっているとされています。

サプリメントに配合される場合の原料はカニやエビ由来の成分を使用しています。

コンドロイチン


コンドロイチンも最近は軟骨成分としてメディアでも取り上げられることが増えてきましたね。
こちらもプロテオグリカンを構成する成分の一つで保水性が高いのも特徴です。

また皮膚や体内の粘膜など様々な場所に存在しています。

プロテオグリカンの中でも多く含まれている成分で、軟骨成分の約3割ちかくを占める成分です。
保水性を活かして水分を供給し、栄養素も届ける役割を持っており、その後老廃物の排出も行います。

ムコ多糖類の一種で、軟骨の破壊を抑制する働きもあるとされています。

サプリメントに配合される場合にはサメの軟骨が使用されることが多いです。

II型コラーゲン


肌の主要な成分というイメージのコラーゲンですが、体内にはI型、II型、III型といったコラーゲンの種類があり、その数は20種類以上と言われています。
その中で軟骨に多く存在しているコラーゲンがII型コラーゲンです。

コラーゲンは関節の約15%を占めていて、網の目のように張り巡らされたコラーゲンにプロテオグリカンが集まり、軟骨細胞を包み込むように存在しています。

そのため、土台となるコラーゲン繊維の劣化は軟骨の強度をもろくしてしまうことにつながります。

サプリメントにはコラーゲン構造が変性していない非変性II型コラーゲンを配合しているサプリの人気が高いです。

関節痛サプリメントの成分は軟骨の構成成分が配合されている

関節痛対策のサプリメントの内容を見てみると、その多くが関節を支える軟骨の構成成分を意識して配合されていることがわかります。

もちろんこれらの成分を補給したからといって、そのまま直接軟骨の成分に使用されるわけではありませんが、これらの成分は食事からの摂取が難しいということもあり、効率よく補給したいという方のために作られているのが特徴です。

 

まとめ

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ここでご紹介してきた成分は関節の軟骨のみに存在するわけではなく、肌、粘膜などにも存在しています。
体全体の健康維持という点で若々しくいたい方にとっても注目されています。

これからの年齢を考えていち早く体のケアとして関節をケアするための栄養補給をする習慣はその他の運動や食事なども自然と意識することにもつながるので、最近、動きが鈍くなってきた、階段の上り下りがつらいという方は注目してみると良いかもしれません。