30代男性のエイジングケア知識

30代を越えて、少しづつ衰えを見せ始めた身体を若々しく保ちたいと考える30代〜40代男性のためのエイジングケア情報をご紹介します。ダイエット方法や育毛知識など、まだまだ元気に頑張らなければいけない男性に役立つ知識をご紹介します。

イライラしやすくなった・やる気がでない30代後半男性の心と体の変化

f:id:msk2q:20161007104720j:plain

ちょっとしたことでイライラしやすい、感情的になってしまう、またはやる気が出ず仕事のモチベーションが上がらないことが多くなったということはありませんか?

心が不安定になるのは、毎日忙しく働く30代男性にとって少なからず感じやすいことだと思います。

ただ30代後半〜40代になってくると単純に仕事のストレスや疲れだけではない心と体の変化が影響してきているかもしれません。

 

 

イライラしやすくなった原因は男性ホルモンの減少かも?

f:id:msk2q:20160930104541j:plain

40代、50代の方が感じやすいイライラやモチベーションの低下は男性ホルモンのテストステロンの分泌量の低下が影響している場合があると言われています。

テストステロンは男性らしさを支えるホルモンで、

  • 男性らしい体(骨や筋肉など)作り
  • 生殖機能
  • 冒険心や好奇心
  • やる気の維持や向上
  • 決断力・判断力
  • ストレスの処理

などに関わっていると言われており、社会的ホルモンとも言われています。
このテストステロンは20代をピークに少しづつ減少することがわかっており、心や体に変化や不調を感じる場合が多くなります。


特に40代~50代になると悩みが増える方が多くなります。いわゆる男性更年期障害と言われる症状です。


そしてこの変化は30代でも現れるケースがあり、働き盛りの30代後半の方がイライラしやすくなったり、やる気が出ないといった状態にとまどう方も増えていると言われています。

f:id:msk2q:20161007105001j:plain


テストステロンの分泌の低下によって起きる心の面の変化で一般的なのが

  • イライラの頻度が増える
  • 心の浮き沈みが激しくなる
  • 仕事の集中力が続かなくなる
  • 漠然とした不安感や憂鬱感
  • などが挙げられます。

 

そのため、温厚だった人がキレやすくなる言動がトゲトゲしくなったり、ふさぎこむことが増えたという場合、テストステロンの減少による影響も考える必要があるかもしれないというわけです。

テストステロンにはストレスを処理して軽減させる働きがあり、減少することで外部からのストレスへの耐性が低くなりイライラしやすくなると言われています。

特にストレスはテストステロンの分泌量を低下させてしまう原因の一つといわれていて、30代後半、40代、50代と仕事や生活面でも責任が増す年代にとっては影響が大きくなりやすくなります。

生活習慣の見直しでテストステロンの減少を緩やかにする

年齢と共に減少していくことがわかっているテストステロンは日々の生活習慣によっても分泌量に影響があります。

 

運動で男性ホルモンの分泌を刺激

f:id:msk2q:20161007105154j:plain

男性ホルモンは筋肉量の変化で分泌量も多くなるとされており、年齢を重ねて運動をしなくなるといった生活はテストステロンの分泌を低下させてしまうことがあります。

適度な運動を行い体を鍛えるという習慣はテストステロンの分泌を高めるのにおすすめされています。
負荷の強い運動ではなく、体を動かす、歩く、走るなど日常の中で取り入れられる運動を継続することが大切なようです。

睡眠不足は男性ホルモンの分泌に悪影響

f:id:msk2q:20161007105323j:plain

テストステロンは寝ている間に作られているため、睡眠不足が慢性化している人は注意が必要です。
また、睡眠は心と体の修復の時間でもあり、リセットをするためにも重要な役割を担っているため、睡眠時間や睡眠の質を高めることはテストステロンの分泌に良い影響があると言われています。

睡眠の質を高めるためには帰宅してから就寝までの時間を考慮しつつ、寝る時間を決めて行動するというのが理想的です、
入眠をスムーズにするためには寝る直前までスマホやパソコンは控えるなど脳への刺激を減らすことが大切です。

食生活でテストステロンの分泌をサポート

f:id:msk2q:20161007105321j:plain

テストステロンの分泌には栄養をしっかりと摂ることも欠かせません。
食事が偏りがちな方はバランスの取れた食事を摂ることを改めて意識したいところですね。

ミネラル(亜鉛)、タンパク質はテストステロンの分泌にも良い影響があると言われています。
バランスの良い食事の中に取り入れていくことをおすすめします。

食材ではアサリ、牡蠣、牛肉や豚レバー、卵黄、大豆製品には亜鉛やタンパク質も多く、他にも山芋やオクラ、納豆などのネバネバ系の滋養強壮に良いと言われる食材も男性ホルモンの分泌に良いとされています。

まとめ

30代後半男性でも男性ホルモンの減少が影響しているケースがあることがわかりました。

生活の中でできる対策は当たり前と感じることが多いですが、これをしっかりと継続するのが実はとても大変ですよね。

特に仕事が忙しい、ストレスを感じやすく、生活習慣が乱れやすいといった現代人の基本とも言える生活はテストステロンの低下を招きやすくしてしまいます。

 

今はまだ問題無くても、40代、50代になった時のことを考えて、心と体のメンテナンスを意識する必要があるかもしれませんんね。

夏から秋に季節も移り疲れを感じやすくなることもありますので、まずは体を健康に保って若々しい元気な体作りを目指しましょう。