コスパが良い100均のサプリは効果的?高額サプリとの比較
男性でも健康や若々しさにこだわってアンチエイジングに取り組み方は増えています。最近では健康に気を使った生活に役立つサプリメントや健康食品も随分と身近になりました。
特に驚くのがダイソーやCan Do(キャンドゥ)といった100円ショップでも、栄養補助のためのサプリメントが販売されるようになってきたことです。
今までも安価な設定でコンビニやドラッグストアなどでサプリメントが手に入りましたが、いよいよ108円で栄養補給のためのサプリメントが手に入るようになり、試している方も多いのではないでしょうか?
コスパの面で言うなら100均のサプリは他のサプリメントよりもかなり魅力的ですが、他のサプリ(高額系のこだわりサプリなど)と比べて効果は期待できるのか?品質はどうなの?といった不安にも似た疑問を感じる方もいるかと思います。
今回はそんな100均サプリの魅力とコストを抑えられる理由、そして高額系のこだわりサプリとの違いについてお伝えします。
目次
100均サプリの魅力
コスパの良さと手軽さ
100均サプリの魅力はコスパが最強という点(高額系サプリの1日分以下)と、手軽に買えるため、思った結果が出なくてもあまり気にならないという点だと思います。
ある程度のお金を出して購入したサプリで良さや変化などを感じられないと気持ち的にもお財布的にも痛いと感じますが、108円ならおやつ感覚で購入できますし、たとえ続かなかったとしても特に気にならないというのが気楽ですし利用しやすいですよね。
手軽なだけでなく種類が豊富
しかも100均のサプリは安くて手軽というだけでは無いから注目を集めています。
というのも販売されている種類が実に豊富です。
栄養補給成分を基本として、他にも美容面で嬉しい成分なども取り扱っています。
そのほとんどが108円で購入出来る状況です。
話題の成分も販売されているので、気になる成分をちょっと試してみたいという時にも役立ちます。
主な種類には
また、健康維持に役立つ栄養補給成分として
といった毎日の元気をサポートしてくれる成分や
- ブルーベリー
- ギャバ
といったパソコンやスマホが身近な現代人にとっての目の健康をサポートする成分やストレスを感じやすい生活のサポートに嬉しい成分
そして軟骨成分として話題の
- グルコサミン
さらには女性の美容面の底上げをサポートする
- プラセンタ
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- 美白系サプリ
など実に様々な種類が登場しています。
これらは一つの棚にズラっと陳列されており、108円で購入できるとあり、違う用事で100円ショップに行ったけど、つい気になって購入しちゃったという方も多いです。
100均サプリが安く販売できる理由は?
100均サプリは上述した成分のサプリが108円で購入でき、内容量も10〜20日分とお試しするのにも十分な量が入っています。
そのため、今まで高額系のサプリを続けていた人も乗り換えたという声も少なくありません。
ドラッグストアで販売されているサプリも比較的安価なものも多いですが、なぜここまで価格が抑えられるのでしょうか?
PB(プライベートブランド)による企画・開発
ダイソーやCan Do(キャンドゥ)といったサプリを扱っている100円ショップは自社でプライベートブランドを持っていて、そこでオリジナル商品を企画・開発しています。
サプリメントも同様に自社開発を行うことや関連会社に開発を委託することでPBとして販売することができ、いわゆる中間コストがかからず、自社店舗のみで販売するのが基本ですので流通コストも他のサプリよりもかからないというのが特徴です。
広告費が少ないため価格が抑えられる
市販で販売されている商品は原価や中間コストの他に広告費も踏まえた上で価格が設定されることがほとんどです。
その点、100均サプリの場合は自社店舗での販売を目的として開発しているため、広告費が他と比べるとかなり抑えられていると考えられるため、価格面に上乗せする必要性が少ないと考えられます。
薄利多売をサプリでも
100円ショップの基本は薄利多売です。108円という超低価格でも興味を持って購入する人はとても多く話題にもなり、店舗に足を運んでもらうという戦略もあるようですね。
100円ショップに行くと目的のもの以外も買ってしまうという経験は多いと思いますが、店に足を運んでもらうことで他の商品も買ってもらおうという仕掛けでもあります。
大量仕入れが大手の基本
大手スーパーなどが食材を安く販売できる理由の一つに一括大量仕入れによるコストダウンがありますが、サプリメントの成分の原料に対しても大量仕入れを行うことなどすることで、ひとつひとつの原価自体が下げられるというのもポイントだと言えます。
成分と内容量で調整
100均サプリをチェックしてみるとわかるのですが、全部が同じ内容量(数量や成分含有量)ではないんですよね。
ある成分のサプリは10日分、違う成分のサプリは20日分、さらに高価になりがちな成分は含有量自体が抑えめになっていたりとうまくバランスを取っていることで、全体で108円という価格に設定できている点もあります。
100均一サプリと高額系サプリの違い
原料の違い
100均サプリと高額系サプリは単純に価格が違うというだけでなく、同じ名称の成分でも原料に違いがあるケースが多いです。
例えば合成成分で作られたビタミンと天然成分に含まれるビタミンなどがわかりやすいですが、合成成分はコストがかなり抑えられるのですが、天然成分は原料自体が高いケース、さらにその天然の状態を壊さないように加工するのにも技術が必要となり、製造コストもかかります。
どちらが優れているかは別として、毎日飲むものだから、より自然な状態で摂りたいという購入者に対して寄り添う形で原料や製造にこだわりを持っているというのが違いとしては大きいです。
ただし、合成成分だから悪くて、天然成分だから良いというのはイメージ的な部分に左右されている部分もあるので、これは購入者側が比較する時の判断材料の一つとなります。
100均一サプリと高額系サプリを比較(ブルーベリーサプリ)
パソコンやスマホに触れる時間が多い現代人にとって目の健康は無視出来ません。そんな中で目の栄養補給として役立つと言われているのが、ブルーベリーサプリです。
抗酸化作用を持つアントシアニンなどを含み視界のクッキリをサポートすることで話題となりました。
そんなブルーベリーサプリも100均サプリで販売されていますので、高額系サプリと比較してみました。
北の国から届いたブルーベリー(やわた)
健康食品メーカーとして知名度が高いやわたのブルーベリーサプリです。
原料からこだわりアントシアニンが豊富なビルベリーを採用しています。
成分には1粒あたり(1日量)
ビルベリーエキス:200mg
βカロテン:1,850μg
EPA・DHA:4.1mg
コエンザイムQ10:22μg
メグスリノキエキス:1mg
ルテイン:0.53mg
カシスエキス:5mg
内容量は1日1粒で1袋30粒入りの約1ヶ月分です。
通常価格は2,160円(税込)となります。
ダイソーのブルーベリー
今回はダイソーのブルーベリーサプリをピックアップしてみました。
成分内容は2粒あたり(1日量)
βカロテン:178.8μg
ビタミンB1:0.68mg
ビタミンB6:1.34mg
ビタミンB12:1.34μg
ブルーベリーエキス:80mg
ルテイン含有マリーゴールド抽出物:1.6mg
内容量は40粒入りで1日2粒、約20日分となり、価格は108円です。
主役のブルーベリーエキスの含有量でもやわたが200mg、ダイソーは80mgと1日分でも違いがありますね。
また、原材料名をチェックすると、やわたが一番最初にビルベリーエキス粉末が記載されているのに対して、ダイソーは乳糖、セルロースといった増量剤、増粘剤の後にブルーベリーエキスが記載されています。
これらを考えるとやはりこだわり系のサプリは原料にこだわるだけでなく、含有量などにもこだわっていることがわかります。
内容で考えるなら高額サプリ、お試しするなら100均サプリ
単純な比較ではありますが、やはり内容にこだわりたい方は高額系サプリの方が優れている点はあります。
ただし、1袋で2000円以上するので、コスパの面では100均サプリにはかないません。
そのため、まず気になる成分がどんなものなのか、良さを試してみたいという時には100均サプリで初めてみるというのもおすすめですね。
また、サプリメントは継続することが重要ですので、高いと続けられないという場合には、毎日の習慣として100均サプリを取り入れるのも良いと思います。
まとめ
サプリメントは健康食品で栄養補助が目的となります。そのため毎日続けることが基本です。
高額系サプリを購入しても続かないのでは、本当の意味での健康維持にはつながりませんので、継続性を考えるなら100均サプリも活躍してくれます。
その中で、もう少しこだわってみたいと考えた時には、原料から加工、内容量にまでこだわったサプリは沢山ありますし、実際にそれらは人気も高いです。
これらの中から自分に合ったサプリを見つけることで納得して健康のための栄養補給を続けられると言えます。
100均サプリはとても便利です。サプリメントが気になるけど、何を選んだら良いかわからないという時にお試ししてみるのも一つの方法と言えそうです。