食後の急な眠気〜身体からのお疲れ信号
ご飯を食べたあと、急激に眠くなったり、気怠い感覚を感じることありませんか?
この眠気で仕事にもちょっと支障を感じるという方は身体がお疲れサインを送っているかもしれません。
働く男性は短い昼食の時間にお腹を満たすことを考えて、高カロリーなものを一気に食べるということが多いです。
実はこの行動は胃や腸だけでなく、膵臓(すいぞう)にも大きな負担を与えてしまうことがあります。
急激な眠気はドカ食いの影響も大きい
人は食事を摂る時に栄養素を吸収するために身体の中で働き始めます。
その中で炭水化物に含まれるブドウ糖が血液に移動して、血糖値が上がり、ドカ食いをしている場合は血糖値が上がりすぎる過血糖を起こす場合があります。
血糖値の上昇を抑える膵臓が疲労
血糖が高くなると膵臓からインスリンが分泌されることでブドウ糖を効率良く利用することができるのですが、このインスリンを作り出す為に膵臓が働きすぎることで、疲労してしまい、働きが弱まることで、ブドウ糖をエネルギーとして利用出来ず、不足してしまうことや、ブドウ糖が血液中に増えることで代謝のバランスも崩れやすくなり、食後の急激な眠気やだるさにつながります。
短時間でのドカ食いよりも質を高めて満足度を上げる
忙しい中だと、どうしても短い時間で満足度を得る為にドカ食いをしてしまいます。この悪循環は量よりも質を意識することや噛む回数を増やす、ながら食事をやめることも大切です。
また、腹八分目を心がけることも意識しましょう。
特にドカ食いをしている人は肥満や糖尿病のリスクも高まりますので、これからの生活を考えるなら食事の摂りかたを振り返って見直してみることをおすすめします。