男性で粉っぽい肌が気になる方のお肌のスキンケア
女性がよく肌が乾燥するというお話は耳にしたことがあるかと思います。
男性の中にも肌が乾燥しやすく、洗顔をしてしばらくするとカサカサになり、日中顔が粉っぽいと感じる、白い粉が出るといった症状を感じる方は少なくありません。
これからの季節は暑くなり汗をかくなどして、ベタつきやすいイメージがありますが、そのベタつきも乾燥肌によってさらに感じやすくなる可能性もあるので、粉ふきを起こしている肌は早めの対策で整えることが男性でも大切です。
粉ふきが起きる肌の状態
肌から白い粉が出たり、粉っぽいと感じるのは乾燥が原因の場合が多いです。
男性は女性と違い、肌に潤いを与えるというケアをあまりしている方は少ないので、生活習慣、生活環境によって肌のリズムが変わった時に対応できずに肌の乾燥が進んでしまう場合があります。
粉ふきは肌のターンオーバーに異常が出ているサイン
白く粉のように肌に表れる粉ふきは肌を保護している肌の一部です。
普段目立つことが無いのは肌の生まれ変わり(新陳代謝)がスムーズな状態ですが、粉をふいてしまう肌は古い角質がうまく剥がれず肌に残っている状態だと言われています。
肌の粉ふきは放置するより早めの対策でケア
粉ふきは乾燥肌の症状の一つですので、放置しておくと、肌自体の潤いが不足、ひどくなると季節によっては赤みやヒリヒリとした状態になることもあります。
また、日差しの強い季節には紫外線から肌を守る力も衰えてしまうため、ベタつきやすくなったり、数年後、十年後の肌にもしわやたるみといった衰えにも影響が出てしまう場合も考えられるので、気になったらすぐ対策をする方が、症状の落ち着きも早く、粉が目立つこともなく、おすすめです。
洗顔方法を変えてダメならスキンケアをお試し
男性の場合、まず洗顔方法を見直してみることで、粉ふきが解消される場合があります。
というのも朝、しっかりとベタつきを落とそうと洗顔料を使いゴシゴシと洗い、温度の高いお湯ですすぐという方などは肌が乾燥しやすい典型となっており、洗顔後しばらくすると肌の乾燥を感じやすくなります。
粉ふき・乾燥を予防する洗顔の基本
泡で洗うがポイント
洗顔は朝の場合、肌の汚れを落とす程度なら、ぬるめのお湯で洗い流すくらいでも良いですが、気になる方は洗顔料をしっかりと泡立てて「泡で洗う」という点を意識してみるのがおすすめです。
手のひらが肌に付かないように泡のクッションで汚れを落とすのが洗顔ではポイントです。
女性がよく使う泡立てネットは短時間でしっかりと泡立てられるのでおすすめです。
洗い流しはぬるめの水ですすぐ
また、すすぎもぬるめの温度の水ですすぐのが基本です。
この方法で洗ってみて、まだ粉っぽいと感じる場合はいわゆるスキンケア化粧品で乾燥ケアをすることを検討してもよいかと思います。
食生活で肌への栄養を補う
肌の生まれ変わりは食生活からの栄養も大切です。肌の新陳代謝にはビタミンを含んだ野菜、果物といった有名なものから、肌の保湿や水分保持をサポートするセラミドなども化粧品だけでなく、食事からも補えます。
難しく考える必要はなく、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどのバランスを考えた身近な食事でも補えますので、食生活が偏っているという方は食事面を変える方がスキンケアよりも取り組みやすいかもしれませんね。
最近は男性用のスキンケア化粧品も多く販売されています。
身近にはなりましたが、実際に自分が使用するとなると、面倒に感じてしまう方も多いと思いますので、健康面を考えて食生活、生活習慣を見直しながら、毎日行う洗顔から取り組んでみてはいかがでしょう?
たかが、肌の粉ふきと考えがちですが、肌からの乾燥サインでもあります。
潤いのある健康的な肌を目指しましょう。