30代男性のエイジングケア知識

30代を越えて、少しづつ衰えを見せ始めた身体を若々しく保ちたいと考える30代〜40代男性のためのエイジングケア情報をご紹介します。ダイエット方法や育毛知識など、まだまだ元気に頑張らなければいけない男性に役立つ知識をご紹介します。

男性もスキンケアを取り入れた方が良い理由|洗顔・化粧水・乳液の使い方

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男性の方で毎日、洗顔以外のスキンケアをしているという方は女性と比べると少ないですよね。
ただ、男性も女性と同じように日々の生活の中でお肌へのダメージを受けますし、乾燥やテカり、それに伴うニキビなどの肌荒れが気になっている方は少なくありません。

この状態を放置すると中高年になった時に、肌の衰えが表れてきやすくなります。
30代、40代になると清潔感のある肌は周り印象にも影響します。

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毎日、ほんの少しの手間で健康な肌を保つことができるとしたら若々しさを保つのにも取り入れても良いのではないでしょうか?

 

 

男性の肌にもスキンケアをおすすめする理由

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皮脂量が女性よりも多い

実は男性の皮脂の量は女性の倍近く分泌されることがわかっています。そのため、テカりを起こしやすく、この皮脂の分泌は毛穴を広げる原因にもなり、その後の詰まりや黒ずみ、そしてニキビへと繋がる場合があります。
その分、毛穴に皮脂や汚れが詰まり開きやすくなります。


男性の肌は隠れ乾燥の場合が多い

皮脂が多いせいで、見落としがちですが、実は男性の肌自体は潤い不足の隠れ乾燥肌の方が多いです。
元々の水分量に関しても女性よりも少ないと言われています。

この理由には洗顔時のこすりすぎやひげ剃りなどの影響が大きく、これらの影響によって肌の表面の皮脂と角質層にある保湿成分が落とされてしまい乾燥することで、肌が皮脂を分泌します。

これが洗顔後のつっぱりと時間が経った後のテカりに繋がります。
十分な水分が保たれていないと肌は柔軟性を欠いた状態になり、将来のしわやたるみの原因にもなります。

紫外線対策不足による肌へのダメージ

紫外線は肌を老化させる原因の一つというのは広く知られるようになってきました。
若い時に海などで日焼け止めを使用せずに体を焼いていたという方などは、肌にダメージを蓄積しています。

また紫外線は肌表面だけでなく、肌を作り支える役割を果たしている真皮層のコラーゲンやエラスチンにもダメージを与えます。
これらにダメージが蓄積されることでしわやたるみを起こしやすくなりますし、紫外線によるシミの影響もあります。

紫外線の怖い所は肌へのダメージによって起きるターンオーバーサイクルが乱れることにもあります。
ターンオーバーサイクルが乱れてしまうと、古い角質が肌に残りやすく、新たな肌が生まれにくくなり、肌の印象が暗くなってしまいます。

男性のスキンケアはシンプルなステップを継続することが大切

洗顔料選びよりも洗い方を意識してみましょう

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洗顔は男性にとっては唯一のスキンケアとなっている場合があります。
そのため、洗顔が正しくできていないと肌の汚れが残ることだけでなく、洗い方によって肌に負担をかけてしまう場合があります。

洗顔の役割としては肌の汚れ、毛穴汚れや古い角質を落とすことにあります。
汚れや古い角質を落とすことによってターンオーバーのサイクルを整えられるわけですね。

洗顔のポイントは

 

  • 洗顔前は手を洗い清潔な手で始める
  • 熱いお湯は皮脂を落としすぎるためぬるま湯(30度くらい)ですすぐ
  • 摩擦を減らし洗顔料の洗浄力を活かすために洗顔料はしっかりと泡立てる
  • 洗う時にはこすらずに、泡を肌に馴染ませながら皮脂が多い箇所から洗う
  • すすぎを丁寧に回数は多め(20〜30回くらい)に行う
  • タオルは清潔なものを使用し、こすらずに水分を吸い取るようにふき取る

男性に多いのが泡立て不足の洗顔料でこするように洗ってしまうことです。
この洗い方は肌の乾燥の原因になります。

泡立てが面倒な方はジェルタイプの洗顔料などで摩擦を減らしながら顔を洗うのもおすすめです。

肌に潤いを補い整える化粧水

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ここからが未経験の方が多いと思いますが、化粧水には洗顔などで失われた肌の潤いや保湿成分のサポートをする成分を配合し、角質層を潤し整える役割があります。

化粧水を使う時にはパンパンと叩くようにつけるのではなく、押し付けるように肌に馴染ませることが大切です。
叩くようにつけると肌を支えるコラーゲンやエラスチンなどにもダメージを与えてしまいます。

コットンを使用する時にはたっぷりの化粧水をしみ込ませて摩擦を減らしましょう。

スキンケアのポイント!乳液・クリームが保湿の役割

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男性の中でスキンケアをしている方の中には化粧水を使っている方はいても乳液やクリームまで使っている方は少ない傾向です。

ただ、化粧水は潤いを与える働きは優れているものの、潤いを保つ力は弱いです。
これは形状による影響もあり、肌の角質層に浸透させるには油分ではなく水分が必要です。

水分を多く含むとその分、油分は少なくなってしまいますよね。肌の保湿は水分を蓄えた状態を保つことで、この保つという働きは油分が担っています。

そのため、潤いを与えた肌を保湿するためには油分で蓋をする必要があります。

テカりが気になるから乳液は苦手という方も居ますが、化粧水で肌に与えた潤いを乳液やクリームで保湿することによって乾燥を防ぎ皮脂の過剰な分泌を抑えることにも繋がります。

油分は肌に浸透しないので、乳液やクリームを付ける時には肌表面に優しく馴染ませるのがポイントです。

忙しい方の場合やあまりスキンケアに馴れていない方は1本で化粧水・乳液・クリームの役割をカバーしてくれるオールインワンタイプを使用するのも良いですね。

実際に男性用化粧水などはオールインワンタイプが多いです。

まとめ

男性にもスキンケアが必要な理由とスキンケアの基本的な役割をご紹介させていただきました。

スキンケアはどうしても、アイテム選びが優先されることが多いですが、使い方、行い方が重要です。

一つ一つのケアを丁寧に行うことで、不要なダメージや負担を回避できます。
もし人気の洗顔料や化粧水を使用しているのに肌の調子が安定しないという場合にも見直してみると良いかもしれません。

若々しく清潔感のある肌を保つためにも毎日のスキンケアを少しだけ意識してみていただければと思います。