30代男性のエイジングケア知識

30代を越えて、少しづつ衰えを見せ始めた身体を若々しく保ちたいと考える30代〜40代男性のためのエイジングケア情報をご紹介します。ダイエット方法や育毛知識など、まだまだ元気に頑張らなければいけない男性に役立つ知識をご紹介します。

人に相談しづらい男性の頻尿のお悩み

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トイレが近いという言葉を使う機会がありますよね。
飲み会などでお酒を飲んだり、水分を摂りすぎるとトイレに行く回数が増えることはみなさん経験しているかと思います。

ただ、それとは違い、慢性的にトイレが近くなる「頻尿」の症状は多くの男性が年齢を重ねると経験する可能性がある症状だと言われています。

多くの方は50代を迎える頃に感じる方が多いと言われていますが、中には30代後半から40代前半といった年代でも頻尿に悩んでいる方がいるとのこと。

男性に多い頻尿の原因とは?

男性に多いと言われる頻尿の原因は主に二つと言われています。

過活動膀胱

膀胱が過剰に働いてしまう、過活動膀胱は頻尿を含む、排尿の疾患に関わる代表的な疾患だと言われています。

過活動膀胱は排尿筋が収縮しやすく、少量しか溜めておけない状態を指し、この症状は全国で約800万人以上の方が悩んでおり、40歳以上になると約8人に1人がこの過活動膀胱に当てはまるという調査結果も出ているようです。

前立腺肥大

前立腺肥大の症状は男性特有の原因で、60歳の男性の2人に1人がこの症状に当てはまると言われており、肥大した前立腺によって膀胱や尿道を圧迫することで、尿意を感じやすくなったり、尿が出づらい、残尿感といった症状が表れます。

50代以降になるとトイレが近くなるという症状に大きく関わっていると言われています。

30代でも起こる低活動膀胱

低活動膀胱は男女共に起きる症状だと言われており、膀胱の収縮が弱まることで排尿がしづらくなったり、残尿感を感じやすくなる症状で、しっかりと排尿できないため、トイレが近くなりやすくなると言われています。

生活習慣や食生活の影響による頻尿

食事に塩分が多い場合や水分を摂る機会が多く、汗をかかない環境で過ごしている、飲み物ではコーヒーやお茶などのカフェインによる利尿作用による影響もあります。

また、眠りが浅いと尿意を感じやすく膀胱に溜められる量が早く限界となり、夜間にトイレに行くということが増える場合があると言われています。

疾患との関係

糖尿病の初期などにはのどが乾きやすくなると言われており、無意識の内に多く水分を摂り、頻尿に繋がっているケースもあるようです。

ノコギリヤシが頻尿対策で注目されている

ノコギリヤシは北米海岸近くに自生するヤシ科の植物で前立腺肥大を抑制する働きがあると言われている、北米やヨーロッパでは健康ハーブとして広く利用されている植物です。

近年では頻尿のお悩み対策の為にノコギリヤシ成分をサプリメント化したものも登場しており、病院に通うだけではないセルフケアアイテムとして注目されています。

人に相談しづらい悩みですが、頻尿の影には健康面での異変も隠れている可能性がありますので、早めに医師への相談が大切ですね。