疲れ目対策〜市販の目薬での注意したいこと
30代後半に差し掛かると目のピントを合わせる筋力が低下するなど、パソコンやスマホによる影響を含めて、ドライアイや眼精疲労で常に目に違和感を感じている方が増えています。
他にもいわゆる老眼の初期症状のようなモノが見えにくい状況が気になっている方も少なくありません。
眼精疲労・疲れ目の症状には目に痛みを感じる・目の乾き・疲れやすい・視界のかすみといった目の違和感に加えて頭痛・肩、首のこり・めまい・吐き気や胃の不快感といった身体的な不調にまで繋がる場合があると言われています。
実際に眼精疲労の方は経験した事があるかもしれませんね。
使用しているメガネやコンタクトレンズの度数が合っていないという場合にも目に負担がかかりやすくなると言われています。
市販の目薬に頼りすぎるのは注意が必要
目が疲れているなと感じた時のケアアイテムとして思い浮かぶのが目薬ですよね。
でも目薬にも種類が沢山あり、どれを選べば良いか迷ってしまいます。
基本的に疲れ目対策で目薬を選ぶ時には
- 目のピント調節をサポートする成分
- 角膜を保護する成分
この二つが基本となっています。
ただし、常に目薬が必要な慢性化している疲れ目に対して市販の目薬を使い続けるのは、場合によって目にとって逆効果となってしまう場合もあると言われています。
市販の目薬に含まれる防腐剤の存在
市販には少なからず防腐剤が含まれているものがほとんどです。
例えば、ホウ酸、パラベン、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノール、ソルビン酸カリウムなどがあります。
これは商品の品質管理上避けられない部分でもありますが、日常的に目薬を使うという方は眼科に相談した上で目薬を処方してもらう方が、目にも優しく、症状に合わせた目薬を使うことができます。
市販の目薬でしみるドライアイの方
また、ドライアイの方などはこの防腐剤の成分が負担となってしまう場合もあるようで、この場合には防腐剤フリーの目薬を選ぶのがおすすめされています。
防腐剤フリーの目薬は1回使い切りタイプなどがあります。
眼精疲労の目薬を選ぶ時には、目を潤い(涙成分)を与え目本来の回復力を高めるのを目指すタイプが目にも優しく負担が少ないと言われています。
年齢に関係無く目への負担は増えている
目を休める習慣がまだ定着していないこともあり、最近では若い年代でも老眼のような症状を感じている方も増えています。
市販の目薬だけに頼るのではなく、仕事の合間の休憩時間に目を休めるといった
習慣の改善を行うことが眼精疲労・疲れ目を慢性化させない基本です。
将来の目の事を考えて、少しだけ自分の目を休める時間を設けてみてはいかがでしょうか?