オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が男性にもおすすめの理由
健康に役立つ、血液サラサラでメタボ対策!といったキャッチで取り上げられることが多いオメガ3脂肪酸。
主に青魚に含まれる「DHA」「EPA」や亜麻仁油、エゴマ油といった植物油に含まれる「α-リノレン酸」に含まれている必須脂肪酸の一つです、
オメガ3脂肪酸は現代人の食生活の影響によって、減少傾向にあると言われています。
今回は毎日、頑張る男性にとっても欠かせない成分でもあるオメガ3脂肪酸についてお話したいと思います。
目次
DHA・EPAで注目されたオメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は一時期テレビなどで生活習慣病の予防のための食習慣に取り入れたい栄養として特集されることもあり注目度が高まりました。
また、オメガ3脂肪酸は知らなくても「DHA」「EPA」という言葉は耳にされたことがある方は多いのではないでしょうか?
近年、血液環境を向上させたり、脳を若々しく元気に保つのに必要な栄養素として効果があることが確認され、子供の成長にもしっかりと補いたい栄養として取り上げられることもありました。
実はオメガ3脂肪酸はこの「DHA」、「EPA」や「DPA」を含んでいる必須脂肪酸の総称です。
オメガ3脂肪酸はどんな人におすすめなの?
基本的に男女、年代問わずに必要な成分ですので、しっかりと補いたいですが、中でも注目されている働きが以下にあります。
以上が挙げられます。
そして男性に嬉しい働きとしては
- 食生活が偏りがちで健康診断で数値が気になるという方
- ウッカリ対策の元気な脳を保つ
- 目をい健康に保つ
- 血液の巡りが向上することで若々しい体や肌を保つ
特に食事習慣が偏りがち、運動不足になりがちな30代~40代の働き盛りの男性もしっかりと摂りたい成分です。
運動不足が重なりドロドロな血液の影響による生活習慣病の予防にも役立つとされています。
DHAは血管細胞をしなやかにし、血中のコレステロール値を下げるといった働きがあり、EPAには血液の粘度を下げ血液の流れをスムーズにする働き、血中の中性脂肪の濃度を下げるといった働きにも関わっています。
そのため、コレステロール値が気になるメタボ予備軍の方にとっては嬉しい成分だと言えます。
オメガ3脂肪酸の推奨される1日の摂取量
厚生労働省が定めるオメガ3脂肪酸の1日あたりの推奨摂取量の目安は、1000mgで食事などから毎日摂取することが推奨されています。
昔の日本人の食生活は魚、野菜が中心でしたので、不足することは無かったものの、現代のいわゆる欧米化の食生活で不足しやすい成分でもあります。
オメガ3脂肪酸を効率良く摂るには?
オメガ3脂肪酸が摂れる食品
魚類
オメガ3脂肪酸といえば、まずは魚です。イワシ・サバ・アジ・サンマ・マグロ・ブリ・サケなどが代表的です。
日本人が古くから食べてきた魚には天然でオメガ3脂肪酸が含まれています。
特に魚油には多くの「DHA」「EPA」が含まれており、青魚は体に良い!と言われる理由の一つとも言えます。
亜麻仁油・エゴマ油
魚のイメージが強いオメガ3脂肪酸ですが、植物からも摂ることができます。
中でも亜麻仁油・エゴマ油にはα-リノレン酸(ALA)が多く含まれており、健康に役立つ油でもあります。
近年ではコレステロール値を気にされる方が増え、毎日の食事に使用する油を健康的なものに変えましょうという中でも注目されています。
ただ、亜麻仁油・エゴマ油は酸化がしやすいため、食用としては炒め物などには向いていないのが難点と言われており、サラダなどにかけて摂るという方法があります。
くるみなどのナッツ類
オメガ3脂肪酸はナッツ類にも含まれていますが、中でもくるみは多くのオメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸はサプリメントで摂るのもおすすめ
食事から摂るのが難しいという方はDHA・EPAサプリメントやα-リノレン酸を含んだサプリメントは調理方法によっては失われやすいオメガ3脂肪酸を効率良く補うことができます。
若々しく元気で過ごすためにも毎日の食生活と生活習慣の改善と合わせて、健康に必要なオメガ3脂肪酸を取り入れてみてはいかがでしょう?