30代男性のエイジングケア知識

30代を越えて、少しづつ衰えを見せ始めた身体を若々しく保ちたいと考える30代〜40代男性のためのエイジングケア情報をご紹介します。ダイエット方法や育毛知識など、まだまだ元気に頑張らなければいけない男性に役立つ知識をご紹介します。

立ちくらみを感じる男性の生活習慣の改善ポイント

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自宅や仕事で立ち上がった時に感じる立ちくらみ。めまいや貧血というと女性が感じることが多いように思いますが、男性でも中高年になって立ちくらみを感じるようになったという方がいるようです。

立ちくらみは脳への血流が不足して脳貧血を起こした状態で、「起立性低血圧」と呼ばれています。

忙しくて疲れが溜まったりした時に、ふいに立ちくらみを感じることがありますが、症状によっては倒れる、意識を失う、さらには病気の可能性も考えられるため注意が必要です。

特に仕事が忙しい、食生活が偏りがちな独身男性の場合は立ちくらみになりやすい環境とも言えるのでケアすることをおすすめします。

 

 

立ちくらみの症状

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立ちくらみは起立性低血圧の症状の一つで立ち上がった時などに脳に送られる血流が減り、脳自体の血圧が急に下がってしまうことで起きます。

起立性低血圧は立ちくらみだけでなく、めまい、脱力感や倦怠感、急な眠気に襲われるといった症状を起こすこともあります。

 

男性の立ちくらみは女性よりも注意が必要

貧血が原因の立ちくらみやめまいなどの症状は男女の割合は女性の方が多いです。
というのも、女性は毎月の月経を中心にホルモンバランスが変わる時期があるため、自律神経にも影響があり、立ちくらみを感じやすいと言われています。

一方、大人になってから男性が感じる立ちくらみは

 

  • 食生活の偏り
  • ハードな仕事でストレスがかかりやすい
  • 睡眠時間が不足している
  • 生活習慣による影響


これらの影響が重なり、自律神経のバランスが乱れてしまい、立ちくらみを起こす原因となっている可能性があります。

自立神経のバランスとは?


自律神経は交感神経と副交感神経の二つがそれぞれどちらかが優位に立ちながら、バランスを取りながら働いています。
正常な自律神経のバランスは体温の調節や血圧の調整を保ち、心の状態を安定させるのにも関わっています。

不規則な生活で睡眠時間が少ない方は交感神経が優位になっていて、リラックや休息の際に優位になる副交感神経の働きが弱くなり、バランスを欠いてしまいます。

過度なストレス、睡眠不足が慢性化している方は注意が必要ですね。
また、新しい環境や職場に移った方は無意識にストレスを溜めている可能性もあるので、注意が必要です。

 

立ちくらみを改善するために意識したいこと

睡眠時間を確保して心と体をリセット

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立ちくらみを感じやすい方の多くは睡眠時間がバラバラ、不足しているなど質の良い睡眠が取りにくい状況の方が多いと言われています。

睡眠は自律神経の副交感神経が優位になる時間が長くなりますし、心と体をリラックスさせ、リセットするためにとても大切な行動です。

毎日の食生活で心と体をサポート

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食事が偏っている方の場合、健康的な体を保つための基本的な栄養が不足している可能性があります。
また、健康的な血液を作る上でも食事からの栄養補給はとても大切です。

特にストレスを感じやすい環境の方は心の栄養とも言われるトリプトファンなどを含む体作りの基本、アミノ酸をしっかりと摂る、そして様々な栄養素の働きをサポートするビタミン類、男性の活力にも関わるミネラルなど、栄養バランスの取れた食事はそれだけで、健康的な体を作る土台となってくれます。

アミノ酸は疲れた身体や、お酒の付き合いが多い方にとってもおすすめで、体の回復力や元気を作る体の働きに必要です。

オンとオフの切り替えで楽しい時間を作る

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楽しいと感じる時間、リラックスできる時間を持つ事も大切です。

自律神経のバランスを取るのに楽しむ、リラックスするといった行動は必要です。

 

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忙しくて中々自分の時間を作れないという方は仕事帰りに歩く時間を作って運動をするなど体を動かし、アドレナリンの分泌を促し、ストレスを発散する時間を作ることがポイントです。

まとめ

忙しいとつい自分の体のことにまで目が行かなくなります。
立ちくらみは自律神経の影響だけでなく、病気の初期症状の場合も考えられるため、頻繁に立ちくらみを感じるという方は病院での診断を受けることをおすすめします。

まだまだ頑張らないといけない30代、心と体からのSOSを見逃さないようにしたいですね。